団体紹介

代表あいさつ


地方にこそ舞台芸術を根付かせたい

アートマネージメントセンター福岡は当初、東京の方が主催していた短編演劇祭の事務局としてスタートしました。 その後福岡市においてプレから第9回までの10年間実施された「福岡演劇フェスティバル」の事務局を経て、 現在は福岡市内の4つの音楽・演劇練習場を使っての舞台芸術祭「キビるフェス」の企画制作団体として活動しています。
2011年から元ホームレスの方々と自立支援センター内での演劇ワークショップを始めたのを皮切りに、 現在は関わっている各種文化施設にて、障がいのある方々とのワークショップや発表公演、シニア劇団を作るなど、 舞台芸術の可能性を信じて様々な活動を展開しています。
また2010年から日本各地で実施される芸術祭に参加している指輪ホテルという東京の芸術団体のマネージメントを通して、 その場に行かなければ見れない風景や感じられない文化、そこで出会う方々の中にこそ、その地方ならではの豊かさがあることを知ることになりました。
舞台芸術は基本的に、その場で感じることが重要な芸術です。
したがって日本各地にさまざまな演劇人やダンサー、伝統芸能を続ける人々が活躍し、常に身近に存在することで、その地域を豊かにすることが出来ると考えます。 当初は福岡市内を中心に活動を続けてきた当法人ですが、今後は福岡県内にも目を向けて、この地方に根付いた団体に成長していきます。


特定非営利活動法人 アートマネージメントセンター福岡  代表理事  糸山裕子



糸山 裕子 / Yuko Itoyama
高校時代から演劇を始める。卒業後、旧日本長期信用銀行・福岡支店入行。その後東京演劇アンサンブル養成所、演劇実験室◎万有引力を経て帰福。 1994年有限会社ステージクルー・ネットワーク設立メンバー(現在は株式会社)。 2001年頃からE-1グランプリ九州事務局をキッカケに地元舞台人支援開始。 2004年NPO設立。 2006年に開始された福岡演劇フェスティバルの事務局長をしながら、福岡を中心に九州内の地元舞台人支援の活動を続ける。 2010年より東京を中心に国際的に活動する『指輪ホテル』の制作開始。2007年舞台技術関係の企業6社からなる『九州地区舞台芸術運営協同組合』に文化事業を立ち上げる。また演劇がより具体的に社会生活に貢献できるかというテーマを掲げ、2011年ホームレスの為の就労自立支援への舞台芸術からのアプローチ事業を開始し、現在も継続中。2015年より福岡県立ももち文化センター(ももちパレス)館長を務める。





目的

この法人は、福岡を中心とした国内外の若手舞台芸術家の活動を支援するとともに地域の人々に対して、舞台芸術を通したまちづくりや地域の発展を図る事業を行うことにより、地域における文化・芸術の発展に寄与することを目的とする。


 


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